品川デリヘルってこんな感じらしい。

「ヒャッハー!」

品川デリヘルを目指しチョモランマ頂上から高速滑走する一台のスノーモービル! はやい、ものすごいはやい! 品川デリヘル嬢の高速テクで客が射精するより早い。すごいはやいぞ、どのぐらい早いかって言うとだいたいスノーモービルは時速100キロは超える。スキーでもそれぐらい出る! あぶない。品川デリヘルの送迎リムジンは法定速度なので大丈夫だ! 

「ウワーッ! しんだ!」

あーっ木にぶつかって事故ってしんだ! 言わんこっちゃない! 雪とか木の枝とか岩とかにまみれてぐちゃぐちゃだぞ……悲惨!

『ヒャッハー!』

おおっだが彼は霊体のままチョモランマを駆け抜ける……! 彼は死んで宇宙のすべてを知った。ブラックホールの存在、円周率の終わり、ドーナツの穴、品川デリヘルの呼び方遊び方……だが彼はまだ知らなかった、本当に知りたいことは死んでも知ることができなかった、彼は知りたいのだ、『品川デリヘルにハズレはあるのか?』彼は知りたかった、品川デリヘルでアタリの嬢としか遊んでない彼は凄く気になってチョモランマを走るのだ! ラン・チョモランマ・ラン! ゴーチョモランマアンドドント・ストップ・ビリーヴィン。ユアハートビートネヴァーダイ!

『ヒャッハー!』

彼はジャンプする! 跳ねる、跳ねる、跳ねていく、鯉は滝を登って龍になる、彼は空を登り何になる? いや! 何にもならない、おれは竜だ、はじめから龍だ、龍でベテルギウスではくちょう座で宇宙の大規模構造グレートアトラクターだ、外宇宙から地球を見つめる空の彼方の一等星だ! 彼の精神の高鳴りはあっという間に成層圏を超えて地球を飛び出す、ゴゴゴゴゴゴゴ、ああ! 文明、光、影、文明、光光光! 地球はこんなにも灯火に満たされていてゴッドレイウィルライトアップユーシェイクアップユアマインド!

俺は静止軌道を飛び回りながら地球を見渡す。人が生きてる、俺も生きてる、地球に生きてる、地球も生きてる、こんなにやさしい宇宙の静寂、重力にひかれ星間物質は俺をすりぬけて流星になる、太陽風がつつみこむ地磁気の叫び、ヴォイド! 大きな空洞ヴォイド、宇宙にヴォイド! なにもないヴォイド、でも真空のゆらぎ、何かが出てくる、なんでも出てくる、ああヴォイド!

おれはひとしきり宇宙に思いを馳せ、やっぱり地球が綺麗に輝いていることに気づいた。とくに、あそこだ、日本、トーキョー、なにがある? 品川、何がある、デリヘル、品川デリヘルがそこにある、光かがやくそこにある……!

『ヒャッハー!』

おれは品川デリヘルを視認すると、そこへ飛び込んだ。光の中へ……!
そうしたら川越デリヘルにたどり着いたのだった。